お金にもつき合い方がある

お金というものがなかったら、みんな豊かになれるのに、とよくいいます。お金で動く世の中で生活を簡単にしようとするとき、この言葉は真実を突いています。私たちの住む世界では、お金がすべての潤滑油です。お金はあると便利で、ないとストレスがたまります。起きている間は、お金を稼ぐために苦労している人がほとんどです。お金持ちにはなれなくても、せめて快適に暮らせるようにと。何をして快適というかは人それぞれですが。どの広告もうたっています。いろいろなものをたくさん買えば快適になれると。それが愛情や安全や名声や幸福につながるのだと。宣伝でそんな話は聞いたことがない?宣伝のイメージや行間を読みとってください。ものを買うにはお金がいります。ものを増やすだけのお金があると、人生に必要な愛情や安全もそれですぐ手に入るような気がします。いい換えるなら、幸せになりたければお金を稼いで使わないといけないのです。だから仕事に時間を費やし、給料をもらい、やりくり算段して、あちこちで宝くじも買って、請求書や税金やインフレに、スポーツ選手や大企業の社長のとんでもない年収にプッブッいうのです。

いつも満足できるほどのお金はなく、カードのお陰でいつの間にか、ものやサービスを買い込み、ますます赤字になります。仕事の時間を増やし、アルバイトをしてみても、「お勘定してください!」と言えるようになる前に、よぶんなお金はどこかに消えてしまうようです。もっとたくさんほしいのに。。問題は、本当に「もっとたくさん」欲しいものは何か、ということです。フォーチュン」誌に、「もっとたくさん」の王様、リー・アイアコッカとのインタビュー記事が出ていました。アィアコッカがクライスラー社長というスーパースターの座を退いて数年たった頃です。引退についてアイアコッカは答えました。「毎日がバラ色の生活のように見えますか?こう見えても、いろいろやることが多いんです。新聞を読みふけったり……生活を簡単にしたいんですよ。これが一日がかりの仕事でね」何もかも手に入れた男性は自分がしてきたことをこんなふうにまとめています。「人生のすべてを計画しようと思えばできる。
